長い道のりでしたが、ついに動画が完成しました!!
やったー!!と、達成感に浸りたいところですが、家に帰るまでが遠足、書き出しするまでが編集です。(笑)
きちんと最後までやり遂げましょう。
8.動画の書き出し
書き出しする先は、用途やクライアントに合わせて、DVDやBDだったり、データでの受け渡しだったりいろいろありますが、ここではひとまずそれらの原版となる「マスター」の作成をします。
動画を書き出すには、ツールバーで一番右端の「共有ボタン」をクリックします。

すると、このようなポップアップメニューが表示されるので、この中から「マスター(デフォルト)」を選択してクリックします。
すると、共有ウインドウが表示されるので、

設定を確認します。

この時ビデオコーデックは、今回はソースで品質の高い「Apple ProRes 422」の設定のまま書き出しますが、これは用途に合わせて変更します。
インターネットでの受け渡しを考えている場合は、環境によっては圧縮率の高い「H.264」などでないと上手く送ることができない可能性もあります。
確認できたら「次へ」をクリックして、任意の書き出し先を指定。

これが出てきたら完成です!!
動画を再生して、正常に書き出しされているか確認してみてください。確認作業は非常に重要です。もしこれがクライアントからの依頼だった場合、万が一があったら、信用に関わりますので、確認は怠らないようにしましょう。
次にDVDやBlu-rayディスクを作成する場合、
PCに空のディスクを入れます。DVD差し込み口がない機種の場合は、外部デバイスを接続して入れます。
先ほどの、共有ポップアップメニューから「DVD」を選択します。Blu-rayの場合は標準ではここに表示されていないので、「出力先を追加」の項目から「Blu-ray」を選択します。
設定の画面を開き、出力デバイスを確認します。外付けのデバイスを使用している人は、それを指定します。

これで、「次へ」を押せば、DVDやBlu-rayを焼くことができます。
DVDやBlu-rayは、パソコン以外の再生機器で再生して確認をします。
これで本当にFCPXでの編集が完了しました。
長い道のりでしたが、こうやって時間をかけて編集した作品は、どれも愛着が湧いてくると思います。
余談ですが、いつも編集した動画をパソコンに入れていると、パソコンの容量なんてすぐにパンクしてしまいます。パソコンの動作を軽くするためにも、作成した作品やプロジェクトは外付けハードディスクなどに保存してパソコンからは消してしまいましょう。
今回解説したのは本当に必要最低限のFCPXでの動画編集のやり方ですので、FCPXやその周辺ソフトなどを使った小技とかは、また後日更新していきたいと思っています。
ともかく、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも、動画編集や、映像制作関連の様々な情報を共有していきたいと思っておりますので、今後ともふっくんをどうぞよろしくお願い致します。
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