2016年3月12日土曜日

FCPXでの編集。[サウンド編Part1]


映像の編集が完了したら、次はサウンドの編集です。

映像は、画と音が合わさって初めて作品になります。(一部サイレント映画などを除き)


僕は以前、ある映画で、画だけが完成していてサウンドの編集がされていないものと、きちんと整音され効果音などをつけた後のものとを見比べさせてただいたことがあるのですが、「本当にこれが同じ作品?!」って思うくらい別物になってました。


それだけ、映像作品に音は重要な要素なんです。映像ばっかり本気で編集して、音はテキトーになりがちですが、音こそ、一番本気を出して編集しましょう!



7.サウンド編集

編集を始める前にFCPXの画面を音の編集用に設定しておくと便利です。


まず、オーディオメーターを表示します。

編集画面の中央にあるダッシュボード(秒数とか書いてあるやつ)の右端に縦長のバーみたいなのが2本並んでいます。これをオーディオメーターと言います。

音の編集をするときには、これではちっちゃくて見にくいのでこれをクリック。




すると、タイムラインの右端にこれの大きいバージョンが現れます!





整音は基本的にこのオーディオメーターを確認しながらやっていくことになります。「俺は自分の耳しか信用しないんだ!」って人もいるかもしれませんが、使っているスピーカーやヘッドホンによって聞こえ方は変わってきてしまうので、必ずこういったメーターを確認しながら音声のレベルを合わせていくようにしましょう。(笑)



次にクリップのアピアランスを変更します。


タイムラインの右下、端っこにこじんまりとたたずんでいる、吹き出し?のような形のボタンを押します。





すると、クリップのアピアランスというのが表示されるので、左側の方にあるやつを選択します。僕はサウンドの編集をするときは一番左のにしてます。






これで、タイムライン上のクリップの映像が表示されなくなり、代わりに音の波形が大きく表示されました。これでサウンドの編集がかなりやりやすくなります!



それでは次回、実際にサウンドを編集していきます。




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