準備が整ったので、いよいよ編集をしていきます。
3.カット編集

まず画面上部分の素材クリップ一覧から使いたい素材を選択します。
これは再生ボタンをクリックするか、選択してスペースキーを押すことで再生することができます。
このデータをこのまま、前回作成した画面下部分のタイムラインにドラッグすれば、編集することができます。
また、素材クリップ上で使いたい範囲を選択し、「Iキー」を押してイン点(使い始めの地点)を設定、その後「Oキー」でアウト点(終わりの地点)を設定すれば、使用する動画の範囲をあらかじめ設定してから、タイムラインに落とすこともできます。

イン点とアウト点を設定したら、その範囲が黄色い枠で囲まれます。
編集が長くなる場合は、長い動画をそのままタイムラインに落とさずに、大雑把な使用範囲をここで先に設定した状態でタイムラインに落とし、その後タイムライン上で細かい編集をしていくようにすると、作業が効率的になります。
タイムライン上にドラッグすると、

このようになります。
こんな感じでいくつかの動画をつなぎ合わせていけば、一つの作品を作ることができます。
ちなみにこの写真で使われている動画素材は解説のために自宅で適当に撮ったものなので、気にしないでください。(笑)

まずは素材をこのように大雑把に順番どおり並べていきます。
これでカット編集完了です。
並べ終わったら、次回ここから編集を始めていきましょう。
一度、タイムラインに置いた動画をカットするには、トリムツールやブレードツールを使います。
クリップの端っこにマウスを合わせるとトリム(クリップのカット点を動かす)編集できる状態にカーソルが変わります。その状態でクリックをしながらマウスを動かすと、クリップの長さを変えることができます。
キーボードの「B」を押すと、マウスをブレードツールに変更することができ、カミソリのようなカーソルに変わります。この状態でクリップをクリックすると、その部分で半分に切れ、クリップが二つに分かれます。
二つになったら、キーボードの「A」を押し、マウスを元の矢印に戻します。そして、別れたクリップのいらない方をクリックで選択し、「delete」キーを押せば消えます。
タイムライン上でクリップを消しても、左上の素材の方には残っているので、一度消しても、もう一度戻すことが可能です。また、間違えて消しちゃった場合には「command」+「Z」キーを同時押しして、直前に戻しましょう。
また、画面中央のライン上にあるマウスのマークをクリックすることで、ツールを選択することもできます。
このバーをツールポップアップメニューと呼びます。

これらの操作は、習うよりも自分でいじって感覚を身に付けるのが一番早いです。
なので、たくさん動画を撮ってたくさん編集してみましょう!
ここまで書いた後で言うのもなんですが、とりあえずは自分でテキトーに編集してみて、わからないことや疑問に思ったことにつまずいた時に、こういったサイトや本などで確認していけばいいんです。
基本の操作方法を覚えたら、使い方は最終的に人それぞれになると思います。
自分なりの手法をあみだして、自分なりの作品を作ってみましょう。
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